花はすお話会 設立から2年を迎えて

2023年10月13日に「花はすお話会」を設立し、2025年10月13日で2周年を迎えました。
振り返ると、あっという間の2年でした。

私は流産を経験していますが、中絶や死産、新生児死などは経験していません。
それでも、同じように悲しみを抱える方々に少しでも寄り添いたいという思いから、「グリーフケア士」の資格を取得しました。
あのときの気持ちは今も変わらず、「誰かの心のそばにいたい」という願いが私の原点です。

この2年間、たくさんの方々との出会いがありました。
少し、これまでの歩みを振り返ってみたいと思います。

🌸 花はすお話会の歩み

2023年10月13日
苅田町立中央公民館の一室で最初のお話会を開き、この日を設立日としました。

2024年2月
苅田町社会福祉協議会に当事者団体として登録。地域とのつながりが始まりました。

2024年3月
エフコープ生活協同組合より「エフコープ地域の元気応援助成金」の助成が決まり、「花はすグリーフケアカフェ」を月1回開催できるようになりました。

2024年5月
福岡県のホームページで紹介され、活動を知っていただくきっかけに。

2024年6月
西日本新聞の記者の方に取材を受け、活動の想いを広く伝えることができました。

2024年7月
ピンク&ブルーリボン運動に賛同し、赤ちゃんを亡くされた方のための自助グループ「ピンク&ブルーリボンピンバッジ」の委託先となりました。

2024年10月
西日本新聞朝刊「医療面」にて、花はすお話会の取り組みが紹介されました。
また、初めての「花はすマルシェ」を開催し、多くの方々にお越しいただきました。

2025年3月
花はすお話会のホームページを開始。
また、再び「エフコープ地域の元気応援助成金」の助成を受けることができ、行橋市子ども支援課の委託事業として「花はすグリーフケアカフェ行橋」を2か月に1回開催することになりました。
これに伴い、従来の「花はすグリーフケアカフェ」は「花はすグリーフケアカフェ苅田」と名称を改め、引き続き月1回開催しています。

2025年7月
北九州市立男女共同参画センター・ムーブにて、「花はすグリーフケアカフェ北九州」を開催(ムーブフェスタ期間中)。

2025年9月
京築保健福祉環境事務所にて活動発表を行いました。

2025年10月
田川保健福祉環境事務所にて活動発表を行いました。
また、第2回「花はすマルシェ」も無事に終えることができました。

こうして、2025年10月13日、花はすお話会は3年目を迎えます。
「グリーフケア」という言葉がまだ広く知られていない中、
私たちは少しずつ、地域の方々に理解を深めていただけるよう歩んできました。

2024年10月7日 西日本新聞社朝刊「医療面」にて

想いをつなぐ言葉

\ひとりじゃないよ/
この言葉は、いつも私が経験者の皆さんにお伝えしている言葉です。
けれど実は、支援する側の私たちにも向けた言葉でもあります。

悲しみを抱える人も、それを支える人も、どちらも孤独ではありません。
誰かがそばにいること、心が寄り添えること――
それが、グリーフケアの根っこにあるものだと思います。

地域全体が、悲しみの中にある人へ自然と心を寄せられる社会に。
その小さな一歩を、これからも大切に続けていきたいです。

感謝の気持ちを込めて

ここまで続けてこられたのは、私一人の力ではありません。
スタッフの中田さん、眞倉さんをはじめ、支えてくださった多くの皆さま、
そして活動を応援してくださるすべての方々のおかげです。

本当にありがとうございます。
これからも「花はすお話会」をどうぞよろしくお願いいたします。

花はすグリーフケアカフェの次回の日程

【 花はすグリーフケアカフェ苅田
・日時:2025年11月13日(木)10:30~13:30
・場所:つどいの家なないろは
・内容:小さなお数珠づくりとカフェタイム
・申込:https://tol-app.jp/s/hanahasu
※小さなお数珠づくりの過去記事2025年5月

【花はすグリーフケアカフェ行橋】(行橋市民限定)
・日時:2025年11月20日(木)10:30~14:30
・場所:Powanハウス
・内容:パステルでつくる花曼荼羅+希望者に個別相談
・申込:https://forms.gle/HrdAicTFBMeNfq1S8

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