花はすお話会について

流産、死産、新生児死などを経験したママたちが集まり、活動しています。
こうした経験は今も社会的にタブー視されがちで、同じ境遇の人が身近にいない、家族にも理解されない、「なかったこと」にされてしまうーそんな辛い思いを抱えるママたちがいます。

花はすお話会は、行き場のないママたちが、お互いの経験や情報を共有し、喜びや悲しみを素直に分かち合える「機会」と「場」を提供することを目的としています。


花はすお話会のスタッフ紹介

代表 江藤弥生

夫の赴任先の沖縄県の離島で40代のころ稽留流産と初期流産を経験。そのときいただいたあたたかい寄り添いがきっかけとなり、2023年10月「花はすお話会」を設立。

母親は20代のころに初期流産と子宮外妊娠を経験。
祖母は20代のころに経験した流産のあとになかなか赤ちゃんに恵まれず、養子縁組を行う。
終戦後すぐに42歳で代表の母親を妊娠し出産する。


中田純子

稽留流産と28週で死産を経験。「なんで私なの・・・」その気持ちはわかります。あなたひとりではありません。一緒にかわいい我が子のお話をしませんか?


眞倉みのり

稽留流産と子宮外妊娠を経験。その後、男女の双子を出産するも、生後2日で長男を亡くす。10年の節目に「花はすお話会」と出会い、一員になる。


花はすお話会がお伝えしたいこと

50人に1人 何の数字かわかりますか?

厚生労働省の統計によると、2023年に死産した赤ちゃんは1万6000人以上でその割合は約50人に1人、流産は約7人に1人で、大切なお子さまとのお別れを経験している人は実はとても多いのです。
また、流産や死産で赤ちゃんを亡くした女性の65%に「うつ・不安障害の疑い」があるという結果も出ています。

*ペリネイタル・ロスの悲しみは妊娠週数に関係なく個人差があり、公にされないことで孤独を深めるママも少なくありません。

花はすお話会では「ひとりじゃないよ」と伝えるため、対面での語り合いの場を提供しています。話さなくても、聞くだけ居るだけで大丈夫です。

*ペリネイタル・ロス 流産、中絶、死産、新生児死などお産にとりまく赤ちゃんの喪失のこと

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グリーフケアプランカード

このカードは、福岡県在住の先輩天使ママ・パパたち の経験をもとに、「赤ちゃんとのお別れまでに希望したいこと」 を産院へ伝えるために作成されたものです。