みやこ町のイベントで初めて屋外ブース出店をしました!

流産や死産、中絶、新生児死など、大切なお子さまとのお別れを経験されたご家族の心に寄り添う活動をしている「花はすお話会」です。

12月6日(土)
みやこ町社会福祉協議会様の「設立20周年記念イベント」に出店させていただきました。

屋外でのブース出店は今回が初めて。
「第2回花はすマルシェ」では苅田町と同じ「福岡県京都郡」であることから
「みやこ町」の後援を頂いたご縁もあり、
いつかみやこ町で私たちの活動を伝えられたら…と願っていたところに
今回のお声かけをいただきました。

経験された方や他の経験をされた方とお話することができました

当日は、準備中に少しハプニングがありましたが
周りの方がすぐ助けてくださって…
その優しさに触れ、寒い朝でも心がじんわり温かくなりました。
また、お天気に恵まれた気持ちのよい時間となりました。

ブースに立ち寄ってくださった方々と立ち話になりますが
経験やお気持ちを分かち合う時間を持てたことはとてもありがたかったです。

私たちが掲示していた内容もよく読んでいた方もいました。

流産や死産を経験された方とお話しする中で、
「当時は本当につらかった。でも、周りに支えられて乗り越えられた」
「地元だったから母親を頼ることができた」
という声をいただきました。

また、赤ちゃんとのお別れ以外にも
●乳がんで乳房を全摘した方
●子宮の全摘を経験された方
ともお話しする機会がありました。

「10kg以上痩せてしまったけれど、友達が気づいてくれて救われた」と

お隣にいるお友達と笑顔で話してくださった姿に、
本当に大変だったのでしょうと感じるとることができました。

グリーフケアの対象となるものは人との別れだけではない

グリーフケアは、「人との別れ」だけではありません。
私たちが感じる深い悲しみは、大切な存在や役割、環境を失った時にも生まれます。

📌例
・家や思い出の品を失う
・病気や手術で身体の機能や役割を失う
・転居などで人とのつながりを失う
・仕事や社会的役割を手放す
・ペットとの別れ
など…

「価値を置いていたもの、大切にしていたものが失われたとき」
人は必ず何かしらの痛みを感じます。

そして、周りに頼れる人がいなかったり
新しい土地で孤立してしまったとき
その悲しみはより深く、重くなります。

実際、花はすお話会に来られる方にも
転勤などで引っ越してきて
近くに支えとなる人がいない…
という方が多くいらっしゃいます。

だからこそ、
“話せる場所があること” “誰かがそこにいること”
それだけでも、回復へ向かう第一歩になると感じています。

花はすお話会や花はすマルシェに来られた方は
「いつか行ってみたい」と思っていました。
そんな言葉をよく聞きます。
もし近くに話せる人がいないならば、遠慮なくお越し下さい。
お話するだけでも心が楽になります。

そして、みやこ町社会福祉協議会様
設立20周年、本当におめでとうございます!

今回のイベントテーマ
「感じよう!みやこ町の20年 〜みんなでつくるやさしさのこころ〜」

その言葉の通り、
参加者も出店者も、あたたかいやさしさに包まれたとても素敵な一日でした。

お声かけいただき、ありがとうございました。

みやこ町社会福祉協議会
https://miyako-syakyo.jp/
https://www.instagram.com/miyako_swc/

花はすグリーフケアカフェの次回の日程

【 花はすグリーフケアカフェ苅田
・日時:2025年12月11日(木)10:30~13:30
・場所:つどいの家なないろは
・内容:お話会とカフェタイム(無料)
    Zoom希望の方は申し込みの際に「Zoom希望」とご連絡ください。
・申込:https://tol-app.jp/s/hanahasu

【花はすグリーフケアカフェ行橋】(行橋市民限定)
・日時:2026年1月22日(木)10:30~14:30
・場所:Powanハウス
・内容:美文字講座+希望者に個別相談
・参加費:無料
・申込:https://forms.gle/HrdAicTFBMeNfq1S

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