語ることで心がほどける時間~9月の花はすグリーフケアカフェ苅田~

流産や死産、中絶、新生児死など、大切なお子さまとのお別れを経験されたご家族の心に寄り添う活動をしている「花はすお話会」です。
まだまだ暑さが残りますが、少しずつ秋の気配も感じられるようになりましたね。
9月11日(木)は「花はすグリーフケアカフェ苅田」にて、恒例のお話会&カフェタイムを開催します。
「話すこと」が心を整える時間に
このカフェは、流産・死産・新生児死・子宮外妊娠など、大切な赤ちゃんとのお別れを経験された方が、安心して語り合える場所です。
今回は特別なワークショップは設けず、「語ること」に焦点をあてた時間になります。
悲しみは言葉にしないまま抱え込むと、心や体に負担となって現れることがあります。
一方で、安心できる場で気持ちを言葉にすることは、気づきや安らぎにつながり、心が少しずつ整っていきます。
それが「グリーフケア」の大切な効能のひとつです。
お茶やお菓子を囲みながら、思い出や日常のことを語ったり、ただ一緒に過ごすだけでも大丈夫です。
また、お昼ご飯を持ち寄って、みんなでテーブルを囲むのも楽しみのひとつです。
どんな雰囲気?
「グリーフケア」という言葉だけを聞くと、重たい場を想像される方も多いのですが、実際に参加された方からは
- 気持ちが少し軽くなり、すっきりした
- 思ったより明るい雰囲気で安心した
- 話さなくても受け入れてもらえた
- 涙も笑いも自然に出せてよかった
といった感想をいただいています。
無理に話さなくても大丈夫。途中参加や途中退出も自由です。
ご自身のペースで過ごしていただけます。
ご家族を亡くされた方も参加されています
メインは赤ちゃんとのお別れを経験された方ですが、そのような経験者だけでなく、親御さんやパートナーなど、大切なご家族とのお別れを経験された方のご参加も受け入れています。
私もスタッフたちも身内はもちろん、親、友人、知人との別れを受け入れてきました。
その別れの背景はさまざまです。
病院で病気のために、自宅で突然死や自殺、孤独死など。
悲しみのかたちは人それぞれですが、安心できる場を共有することで「わかり合える」瞬間がきっとあると思います。
こんな方におすすめです
- 流産や死産など、赤ちゃんとのお別れを経験された方
- ご家族やパートナーを亡くされた方
- 身近な人との別れを経験し、誰かと話したいと思っている方
- グリーフケアに関心がある方
- 悲しみを抱えながらも、少し安心できる時間を過ごしたい方
お子さん連れ、妊娠中の方もご参加いただけます。ご不安があれば、どうぞ事前にお知らせください。
お茶やお菓子を用意しています。
日時:2025年9月11日(木)10:30~13:30
会場:つどいの家 なないろは(苅田町)
参加費:無料 持ち物:お昼ご飯(任意)、飲み物(必要に応じて)
当日参加も可能ですが、事前にお申し込みいただけると準備がスムーズです。
▶︎ お申し込みはこちら:
花はすグリーフケアカフェ苅田 申込フォーム(tol)
最後に
グリーフケアは「特別な人だけに必要なもの」ではなく、誰にでも起こりうる悲しみに寄り添うための大切な時間です。
ひとりで抱え込まなくていい。
安心できる場所で言葉にすることで、少しずつ心が軽くなります。
私たちと一緒に、そんなひとときを過ごしてみませんか。
ご参加を心よりお待ちしています。
花はすお話会 スタッフ一同より
花はすグリーフケアカフェの次回の日程
【 花はすグリーフケアカフェ苅田】
・日時:2025年9月11日(木)10:30~13:30
・場所:つどいの家なないろは
・内容:お話会とカフェタイム
・申込:https://tol-app.jp/s/hanahasu
【花はすグリーフケアカフェ行橋】(行橋市民限定)
・日時:2025年9月18日(木)10:30~14:30
・場所:Powanハウス
・内容:Wave of light キャンドルホルダーとキャンドルづくり&カフェタイム+希望者に個別相談
・申込:https://forms.gle/HrdAicTFBMeNfq1S8
🌸第2回 花はすマルシェ🌸
・日時:2025年10月9日(木)10:00~15:00
・場所:つどいの家なないろは(苅田)
・内容:入場無料
流産や死産などの経験をしたママやその応援者たちによるマルシェ(販売、ワークショップ、体験など)
花はすお話会の活動紹介、福岡県の取り組みや他の自助グループの紹介展示、
グリーフケアやピンク&ブルーリボン活動の周知内容などの展示
誰でも参加できる地域参加型マルシェ